鉄骨工事の構造種別

ブレース構造

柱、梁、筋交いを利用した構造で、設計に制限がありますが、建物に加わる水平の力をブレースで抑える構造です。主に工場や体育館等の建築物に利用されています。

ラーメン構造

柱、梁を完全に剛接合して筋交いを不要とした構造で、間仕切りなどを大きくとることができるなど、設計の自由度のがメリットです。一般住宅やビル等に利用されます。

トラス構造

三角形をつくるように部材をピン支点で連結して構成された構造です。三角形は外からの力に強く変形もしにくく、また、この三角形の筋の組み合わせだけで構造物を形成して使用することが多く、橋やタワーなど多くの建造物に利用されています。

鉄骨工事の構造種別

• 木造住宅より強度が高く、地震のゆれに強く安全面で優れています。
• ラーメン構造の場合は耐力壁が不要なので、柱のスパンが広く、柱本数も少なくてすむため、広い空間をとることができ、設計の自由度があります。
• 鉄骨造は錆び防止をしっかりやれば、寿命が長く、長持ちです。また、コンクリートの床も利用できるため、遮音性も優れています。
• トラス構造の場合、構造的な安定度が極めて高いので、体育館の屋根や鉄橋など他の構造では不可能な長大スパンを実現できます。
• 解体・アスベスト除去作業
• アスベストの廃棄分別、処理